モラルBOX日記

【豊川市立金屋小】6年生から1年生への読み聞かせ

公開日
2014/07/15
更新日
2014/07/15

ちょっといい話

 本校では、毎週火曜日と木曜日の朝の読書タイムで、6年生が1年生に読み聞かせをしています。1年生の教室では、机を後ろに下げ、子どもたちが座り、6年生が来るのを今か今かと待っています。6年生は毎回2人組で、絵本を選び10分間読み聞かせをします。6年生は読んだ本が同じにならないようにノートをつけ、毎回1年生のために絵本を選んでくれます。選んだ絵本が10分より短い場合もありますが、この10分間は6年生に任されている時間なので、読んだ絵本の中からクイズを出したり、学校や自分の話をしたりします。
 6年生にとっては、最高学年としての意識を高め、ペアである1年生のお世話をするとともに、自分たちに任された時間をどのように使うのかも考えています。1年生にとっては、6年生が読み聞かせをしてくれることで、6年生に対するありがとうの気持ちを感じる大切な時間となっています。
 1年生の担任である私は、6年生がどのように1年生の子どもたちとかかわっているかの様子を見ることを楽しみにしています。また、今後1年生の子どもたちも大きくなるにつ入れて、下級生の子どもたちにどのようにかかわっていくのか、この経験を生かしてくれることを楽しみにしています。