【あま市立甚目寺南小】あいさつで広がる輪
- 公開日
- 2014/09/09
- 更新日
- 2014/09/09
ちょっといい話
本校では、昨年度から、運営委員会と生活委員会によるあいさつ運動を行っています。
5月には「大きな声で元気よくあいさつをしよう」、6月には「笑顔で進んであいさつをしよう」の目標を掲げ、あいさつ運動を実施しました。委員会の児童は、ていねいにお辞儀をし、大きな声で「おはようございます」とあいさつを進んでしていました。その声につられるように、登校してきた児童も、元気にあいさつを返すことができました。6月のあいさつ運動後、「なかよしカード」で振り返り活動を行ったところ、「みんなが大きな声であいさつをしているから、はずかしくない」「自然に声がでるようになった」などの記述が見られ、学校全体の雰囲気が大きく変化してきました。
7月には、委員会のあいさつ運動に加え、「通学団あいさつ運動」に取り組みました。通学団ごとにあいさつ運動を実施する日を決め、全校児童が順に、校門に立ってあいさつ運動に参加しました。ほとんどの児童が初めてあいさつをする側になったのですが、運営委員や生活委員の真似をしながら、相手の目を見てあいさつすることを意識して取り組みました。各門に大規模校ならではの「あいさつロード」が現れ、その中を笑顔で登校してくる児童が多く見られました。子どもたちの振り返りにも、「知らない子だったけれど、あいさつをしてくれた人がいて、とても気持ちよかった」「返事を返してもらえた時は、うれしかった」と、自分から進んであいさつする大切さを感じることができました。また、「次回の通学団あいさつ運動では、もっと元気にあいさつをしたい」と意欲の高まりも感じることができました。
あいさつ運動を重ねるたびに、子どもたちに変化が見られ、大きな声で自分からあいさつできる児童が増えてきました。また、保護者の方やスクールガードのみなさんからも「子どもたちのあいさつがよくなった」というお褒めの言葉をいただくようになりました。継続して活動することが、進んであいさつをする児童を増やし、異学年や地域との交流を深めていけるきっかけ作りになっています。