【田原市立田原中部小】ふるさと田原に学ぶ
- 公開日
- 2014/08/12
- 更新日
- 2014/08/12
ちょっといい話
本校では、文部科学省教育課程特例校の指定を受けて、キャリア教育の研究を進めています。「夢を抱く子」をテーマとして、子供たちが人としての生き方を学び考えることができるよう願っています。
総合的な学習の時間や生活科などを中心に、江戸時代から続く田原祭りや田原凧、二七の市、また郷土の偉人渡辺崋山など、地域の「ひと・もの・こと」を素材にした「ふるさとキャリア教育」を進めています。
4年生では、田原凧を学習材として取り上げ、「未来に伝えよう 匠の技 田原凧」と題して、子供たちが田原凧を作って揚げる活動を行いました。自分たちの力だけでは、田原凧が作れないと分かった子供たちは、地域の「田原凧保存会」の方に作り方や揚げ方を教えてもらいに行きました。保存会の方から、ていねいに作り方を教わった子供たちは、自分たちの凧を揚げられて大満足でした。夏休みには、子供たちが保存会の方に揚げ方だけではなく、けんか凧にも使えるような操り方も教えていただきました。地域の方から、地域の伝統文化を学び、地域の方と交流を深める子供たちに、ふるさと田原への愛着を深めていく姿が見られました。
子供たちが、ふるさとへの愛着をもち、地域との交流を深めていける取組を、今後も続けていきたいと考えています。