【美浜町立河和小】 テーマ インターネットの怖さ
- 公開日
- 2014/10/23
- 更新日
- 2014/10/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では,小学校1年生から情報モラル学習を実施しています。最近では,小学生でも携帯電話やインターネットにふれる機会も多く,その危険性やマナーを知っておかないとネット犯罪の被害者や加害者になることも考えられます。そのため,4年生では,「インターネットの怖さ」について実践をしながら学習しました。人間の心には善と悪が2つあり,日常生活では理性が働くので,善い心が勝っている。しかし,インターネットの世界は,自分や相手の顔が見えないことで,人間の心の中にある悪が強くなり,人を知らない間に傷つけてしまったり,自分が傷ついたりすると話をしました。また,実際にチャットを体験して,顔が見えないネット上の会話では,言葉の意味を取り違えたり,思っていることが伝わらなかったり,お互いに誤解が生じることを実感することができました。
授業の最後には,写真の掲載の怖さについても学習しました。ブログやプロフなどで,自分の写真を掲載してしまうと,GPS機能によりその写真を撮影した場所が特定されてしまいます。自分の写真を軽い気持ちでネット上に掲載したり,よく知らない相手に写真を送ってはいけないことも学習しました。
学習後,児童からは,「写真は絶対ネットに載せない」「家族にも写真は危険だと教えてあげる」などの意見が出ました。インターネットの見えない怖さについて学習するよい機会となりました。