【岡崎市立三島小】あいさつの輪を広げよう
- 公開日
- 2014/09/30
- 更新日
- 2014/09/30
ちょっといい話
三島小学校の子供たちは恥ずかしがり屋さんが多いのか、自分から元気にあいさつをすることがなかなかできません。子供たちに話を聴いてみると、「自分からあいさつをした方がいいのは分かっているけど、恥ずかしくて声が出せない」という子、あまりあいさつができていないのに、「ちゃんと言ってるよ」と自分ではあいさつができているつもりでいる子が多いことが分かりました。そこで、どうしたら三島小学校がもっともっとあいさつのあふれる学校になるか、どうしたら自分たちが元気にあいさつできるようになるかをクラス(4年)で考えました。そこで子供たちが提案したのが、ポイントカードを作ってあいさつポイントを貯めていくゲームでした。始めは1クラスだけで行っていましたが、2学期に入り、3・4年生がクラス対抗で行うことになりました。ルールは、自分からあいさつをしたら1ポイント獲得、相手からあいさつが返って来たらさらに1ポイント獲得できます。相手に先にあいさつをされた場合は、あいさつを返せば1ポイント獲得できます。自分から先にあいさつをするという意識付けをしたかったので、先にあいさつをした方がポイントをたくさん獲得できるしくみにしました。クラス対抗であいさつ合戦をするようになってから、あいさつの声がどんどん大きくなっていきました。表情が明るくなったような感じもします。
「前はちょっとはずかしくて自分からあいさつができなかったけど、最近は自分からあいさつができるようになってうれしいです。」(児童の日記より)と、あいさつができるようになった自分を肯定的にとらえている様子が日記の文章から伝わってきました。
まだ今はゲーム感覚であいさつをしている子が多いですが、あいさつをすることが習慣化し、心と心が通い合う気持ちの良いあいさつができる三島っ子になってほしいと考えています。また、小学校の中だけでなく、地域にもあいさつの輪が広がっていくように、今後もあいさつ活動を続けていきたいと思っています。