【一宮市立朝日東小】インターネットや携帯電話の良さや危険性
- 公開日
- 2014/09/30
- 更新日
- 2014/09/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の5年生児童の多くは、日常生活の中でインターネットや携帯電話の便利性を感じて使用している。しかし、その危険性に対する認識は薄く、十分注意して使用してる児童は多くない実態がある。そこで、5年生児童を対象に、「ネット社会の歩き方」とういう情報モラル資料を使って、インターネットや携帯電話の良さや危険性について考える授業を行うことにした。
授業でははじめに、「透明人間になったらヒトはどんなことをするだろうか」について考えた。そして、その行動の理由となる匿名性や非対面性がインターネットや携帯電話にもあることを確認した。次に、「チェーンメールが回ってきたらどうするか」について考えた。回す・回さない、その理由についていろいろな意見が出されたが、そもそもこのようなメールはどんな人がどのような目的で回し始めたのかを確認したところ、クラス全体が回してはいけないという考えにまとまった。最後は、「ブログで友達を誹謗中傷すること」について考えた。児童からは、絶対にしてはいけないことだという意見が多く出された。ブログは、誰が見ているか分からないので、ネット上のトラブルに巻き込まれる危険性があることを確認した。
今回の授業が、子どもたちのインターネットや携帯電話の危険性に対する認識を深め、より便利で安全な使い方ができるようになる機会になればと考えている。