モラルBOX日記

【豊田市立四郷小】「温かな人間関係を育むスピーチ」の取組

公開日
2014/11/26
更新日
2014/11/26

ちょっといい話

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 本校の教育活動の柱の一つは道徳教育であり、その目標(テーマ)は「心が交わり合う、良好な人間関係をはぐくむ道徳教育の推進」です。
四郷っ子は、道徳の授業で自分の心を見つめ、クラスの仲間の思いや考えを話し合うことが大好きです。道徳の授業を通して、子どもたちは自分の心と真剣に向き合い、仲間の意見と比べながら自分の考えを深め、自分を高めていこうと思うことに学びがいを感じているのかもしれません。
そんな話し合い活動をよりよくし、クラスの仲間との関係を温かくするために、本年度は全校統一で「温かな人間関係をつくるスピーチ」を朝の会の中に取り入れました。ポイントは復唱です。話し手が話した内容を、1日1列ずつ復唱していきます。
「○○さんの宝物は、お母さんが買ってくれたぬいぐるみですよね」
「はい、そうです。」
「○○さんの宝物のぬいぐるみは、ベットの横の棚にかざってあるんですよね」
「はい、そうです。」
「○○さんはぬいぐるみにショコラと名付けたんですよね。どうしてその名前にしたんですか」
「そのぬいぐるみが、チョコレートのような色をしていてかわいかったからです」
「ありがとうございました」
このような、やりとりが毎朝全学級で見られます。これは、相手の言いたいことを推し測って言えるようになることで、相手の意見を大事にしながら自分の意見を述べるという温かな人間関係を作ることにつながります。今は、型の定着を図っていますが、やがては話し合い活動に発展していくことをねらっています。すでに、高学年は「復唱」が話し合い活動の中で見られるようになってきました。
今後も、道徳の授業の充実とともに、温かな人間関係をつくるスピーチにしっかりと取り組んでいきたいと思います。