【春日井市立知多中】思いやりの心を育てる体験活動
- 公開日
- 2014/11/26
- 更新日
- 2014/11/26
ちょっといい話
知多中学校では、毎年1年生が福祉体験学習を行っています。
「思いやりの心を育てる体験活動」のために、次の3つの取組みをしています。1 講師を招聘しての福祉講習会 2 福祉施設での福祉体験活動 3 福祉体験発表会です。こうした活動によって、普段の生活では関わりのもてない「福祉」への関心を高め、思いやりの心を育てることを目的にしています。
6月には、学校に講師を招聘し、福祉講習会を開催しました。講師には、障がいをもっている方や障がい者へのボランティア活動を行っている方たちに講師を務めていただきました。講座では、体験談を聞き、福祉との関わり方について学習しました。また、それぞれの講座で点字・車いす体験・ガイドヘルプ・シルバー疑似体験を行いました。
11月には、福祉施設に行き、体験活動を行いました。主な施設としては、養護老人ホーム・介護施設など27施設に行きました。施設では、お年寄りや体の不自由な方たちの介護のお手伝いをしたり、話し相手になったり、この日のために練習した出し物で、利用者を楽しませる会を開いたりしました。施設を利用している方々や働く人たちから話を聞き触れあうことで、介護の大切さを学びました。
体験を終えた子供たちからは、「車いすを押す体験では、ただ押すだけでなく、利用者さんとの会話が大切だと言うことを知りました」「相手の気持ちを考えて行動することの大切さや難しさを学びました」という感想を聞くことができました。
2月には、福祉体験学習のまとめとして発表会を行い、福祉体験で得た感動や知識などを共有し、思いやりの心をもった生活ができることをめざします。