モラルBOX日記

【江南市立北部中】話は『心』で聴く、その姿勢も『心』から。

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

ちょっといい話

 上の写真は、朝礼で教師が話をしているときの生徒の姿です。顔だけを向けるのではなく、話をする人の方に体を向けています。
マイクの前に先生や代表生徒が立った瞬間、全校生徒が一斉に話をする人の方に体を向ける姿は圧巻です。そして、生徒たちの視線です。話をする人の方をしっかりと向いています。
 この姿は、「全校で揃って行いましょう」という話をして始まったのではありません。生徒たちが自ら話す方に体を向け、話を聴いているのです。話は「聞く」のではなく、心で「聴く」という姿を形で現しています。
 会話は言葉のキャッチボールと言われ、コミュニケーションのひとつです。会話でなくとも、視線を向けることで「しっかり、話を聴いていますよ」という意思表示となります。心と心を繋ぐコミュニケーションのひとつであると考えます。お互いが「話す」、「聴く」という立場になったとき、互いを尊重し合う気持ちが大切であることを感じることができます。
授業においても、聴く姿勢、話す姿勢を意識した取り組みを行っています。生徒たちの感想から「みんながしっかり話を聞いてくれるから、緊張するけど話し終わった後は気持ちがすっきりします。」「その人の方を見て話を聞くと、話している内容もだんだん分かってきます。」「一生懸命発表してくれる姿を見ると、自分も一生懸命聞いてあげようと思うようになりました。」
このような感想が生徒からあげられました。これからも、「聴く」力を高めていきたいです。

  • 1921973.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516579?tm=20240815153205