モラルBOX日記

【蒲郡市立西浦小】保・小・中学校合同避難訓練

公開日
2014/12/02
更新日
2014/12/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本学区は1保育園、1小学校、1中学校で構成されており、様々な行事を通して保小中学校の交流が図られています。中でも地震・津波に関しては、海岸に近いという立地条件もあり、西浦保小中学校合同で毎年1回、避難訓練を行っています。
 今年も、秋晴れの9月18日「自分たちの命は自分たちで!!」のスローガンのもと取り組みました。9時50分に大地震が起こり、大津波警報が発令されたという想定で、中学校の体育館前(海抜40M)まで避難するという訓練です。5・6年生は、途中合流した保育園児と手をつなぎ坂を駆け上がります。自分で坂をかがることができない小さな子が乗っているベビーカーは、途中まで迎えに来た中学生が手伝って押し上げます。そんな中、「小さな子に頼られている感じがしてうれしかった」とか「さすがに中学生はすごい」といった思いも湧き上がりました。今回は全員が避難するまで14分の時間を要しました。今年の避難訓練の素晴らしかったところは、「訓練は真剣に!」がしっかりと守れたことです。園児も児童も、一言も喋らずに黙々と中学校の避難場所まで早足で歩き続けることができました。
 また、この訓練をもとに「地震情報・津波警報がでたら」という掲示用のマニュアルを毎年改良し、保小中学校が中心になり、地域全体の意識をさらに高めています。

  • 1921880.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10516580?tm=20240815153205