モラルBOX日記

【知立市立知立西小】調べたことを話そう!聞こう!みんなの携帯電話情報

公開日
2014/12/05
更新日
2014/12/05

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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本校では,情報モラル教育について高学年を中心に取り組んでいます。知識を単に教えこむのではなく,ネット社会におけるさまざまな問題に対して調べ,話し合いを行うことによって,実践的な情報モラルの力をつけさせたいと考えました。話し合いを実のあるものにするために朝の会の時間にフリートークを行って,ふだんからコミュニケーション力が養えるようにしています。
今回は,5年生を対象に携帯電話の利便性と危険性を小学校の段階で理解しておくことが大事であると考え,授業を行いました。
まず、各自で本,インターネット,保護者からの聞き取りによって携帯電話についての情報を集めました。それをもとに、テーマを「携帯電話は必要か?不必要か?」に決めて話し合いを行いました。どの子も携帯電話についてひとり調べがしっかりできていたおかげで,積極的に手を挙げて,発言することができました。
「必要である」と答えた子の主な意見は、外出先で困ったときなどにすぐに保護者と連絡が取れる、いろいろな情報をすぐに得ることができるというものでした。
「不必要である」と答えた子は、携帯電話による危険性について調べたことを発表しました。主な意見には,無料だと思って使っているとたくさんお金をとられてしまう、ゲームをやりすぎてしまう、ラインなどの書き込みがいじめにつながってしまうなどがありました。
最後に,話し合いの内容を踏まえて,携帯電話を使う上で気をつけたいことを発表してまとめました。授業後の感想には、次のようなものが見られました。
「ケイタイは便利な面や悪い面があるので、家の人に聞いて使いたいと思いました。個人情報の流出も多いので、気をつけてしんちょうに使いたいです。」
「携帯電話は、持つ人、親などがとても責任をもたないといけない機械なんだなと思いました。しかも、まちがいを起こせば、人生がいっきにくるうので気をつけたいと思います。」
たとえ今持ってなくても、近い将来もつであろう携帯電話について理解を深め、問題を自分のこととしてとらえることで今後自分がどんなことに気をつけていけばいいかを考えることができました。