「自転車通学の子が、かなりのスピードで下り坂を走っていて危ない」「旭南中の生徒たちが横並びになり、道いっぱいに広がって歩いていた。事故に遭ってからでは遅い」
このように日頃から、交通安全に関して地域の方々から連絡を受けることがあります。地域の方々が中学生のことを気にかけ、大切にしてくれていることに感謝をするとともに、翌日には担任から生徒たちに呼びかけ、安全意識を高めさせています。

　そんな中、１０月の下旬に、地域の方から以下のようなメッセージをいただきました。
「夕方、一方通行のせまい道で、下校中の男子生徒の行動にさわやかな気分になりました。せまい道ですので、私の車に気づき、自転車を止めて待つとともに、感謝の気持ちで車内から頭を下げたら、笑顔で会釈してくれました。この優しさを大切に、安全運転を心がけてくれるようお伝えください。秋空よりも晴れやかな気持ちです。」
　私たち教職員の知らないところで、生徒の行動が他の方に喜んでもらえることは嬉しい限りです。職員室がホッと温かくなる出来事でした。