【常滑市立三和小】携帯電話・インターネットの安全な使い方を身につけよう
- 公開日
- 2015/01/23
- 更新日
- 2015/01/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やインターネットの普及にともない,それらをめぐるさまざまなトラブルが増えています。本校でも,高学年になるにつれて自分の携帯電話を持ったり家庭でインターネットを使用したりする児童が増え,こうしたトラブルに巻き込まれる可能性も高まっています。そこで本校では,5・6年生の児童を対象として,情報モラルに詳しい専門家を講師としてお招きし,「携帯電話・インターネットの安全な使い方を身につけよう!」と題して授業を行いました。
まず,携帯電話やインターネットについて,最初から悪いものと決めつけず,そのよいところを考えました。そして,たいへん便利なツールであることを共通理解した上で,使い方次第でどのような危険があるかについて説明していただきました。
例えば,スマートホンで撮影した写真のデータには位置情報が付いていて居住地域が分かってしまい,知らないうちに個人情報がインターネット上に流れることによって思わぬ危険が発生することなどを実物や映像をもとに分かりやすく教えていただきました。そして,このような危険に巻き込まれたり家族や友だちを巻き込んだりしないように,「個人情報は書きこみません、教えません」「インターネットで知り合った人とは絶対に会いません」「メールやコミュニティサイトなどで人の悪口をいいません」「いじめ?と思ったらすぐに先生やおうちの人にそうだんする」の4つの約束をしました。
参加した児童の感想からは,「自分はまだ携帯電話を持っていないけれど,携帯電話を買ったら,本当に必要なときだけ使うように気を付けたい。」「自分でも知らないうちに友だちの写真から個人データが流れてしまうことは知りませんでした。今日の授業を聞いて,危険なことになる原因が分かってよかったと思いました。」など,自分たちの今後の生活に生かそうとする気持ちが伝わってきました。