モラルBOX日記

【春日井市立東部中】よりよい学校をめざした二つのボランティア活動

公開日
2015/02/23
更新日
2015/02/23

ちょっといい話

 本校では、よりよい学校づくりをめざして二つのボランティア活動がすすめられています。
 一つは生徒たちが所属する「ボランティア部」の活動。生徒たちが福祉施設のイベントや地域の夏祭りのお手伝いをしたり、公園や学校の清掃・緑化運動などをしたりして、地域のため、学校のために頑張ってくれています。
もう一つは、保護者や地域の有志の方々が集まり、校内環境整備をしてくださったり、学校をよりよくするためのご助言もいただいたりする「おやじの会」の活動。普段なかなかできない大掛かりなペンキ塗りや力のいる修繕も、おやじパワーで解決してくださり、とても助かっています。
そんな二つのボランティアが協力して、先日、トイレの塗り替え作業を行うことができました。ボランティア部の生徒たちが古いペンキをはがすなどして下準備をして、おやじの会が仕上げ塗りを行う、という連携作業です。古かった壁がとてもきれいになりました。 
生徒たちからは、「自分たちが削った壁が、次見た時にはきれいに塗られていて嬉しかった」という声を聞くことができました。また、「おやじ」の方々からも、「学校のためになることができた上に、子どもたちの頑張りを肌で感じることができて良かった」との声をいただくことができました。有意義な活動となりました。
今後も、生徒が種まきをして育った苗を、おやじの会が花壇に移植するなどの活動を予定しています。
 人と人とのつながりが弱くなっていると指摘される現代、生徒たちには、これらの活動を通して、一生懸命働くことのすがすがしさ、誰かのために汗を流すことの素晴らしさ、喜んでくれる人がいることの嬉しさなどを学んで欲しいと願っています。
 そしていつの日か、わが校の「おやじ」となって戻ってきて、また次の子どもたちを、学校を支える力になってくれることを楽しみにしています。