【刈谷市立かりがね小】「情報安全教室」
- 公開日
- 2015/02/26
- 更新日
- 2015/02/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
最近、子どもたちの会話の中で、スマートフォンのアプリ・オンラインゲームに関連する会話が増えてきたように感じる。携帯電話もしくはスマートフォンなどのネットワークにつながる携帯ゲーム機を、ほとんどの子どもたちが所持している状況である。主たる目的はゲームを楽しむことであるが、ネットワーク上での不特定多数の人との交流も避けることができない。そこで、PCソフトを利用して、子どもたち全員にチャットの疑似体験をさせ、どう扱えばよいのかを考えさせることにした。
まずは教師が最初に話すテーマを書き込み、チャットルーム上に載せた。子どもたちには自分の名前は出さずにハンドルネームでチャットに書き込みをさせた。その途中で教師が「あらし機能」を有効にし、子どもたちの会話と関係ない内容や、混乱させる書き込みをした。この教師のあらし機能での書き込みに対して、どう思ったかを聞くと、「いやな気分になった」「迷惑だった」という感想を大多数の子どもがもつことができた。その後、このような書き込みを見つけたらどうすればよいかなどの対策を話し合った。その中で「書き込みに対して返事をしない」「親や先生など、大人に相談する」という意見が出た。