【蟹江町立須西小】正しく使おう!インターネット
- 公開日
- 2015/02/26
- 更新日
- 2015/02/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
4年生の1学級で情報モラルについての授業を行いました。授業内では、実際にあったSNSサイトでのいくつかの事例をもとに、個人情報や情報モラルについて学習しました。
まずフェイスブックを題材にし、個人情報について学びました。フェイスブックにスマートフォンで撮影した写真を投稿すると、スマートフォンのGPS機能によって写真に位置情報が記録され、撮影場所が分かってしまう、という話をすると、子どもたちは、自分にその気がなくとも個人情報が流出してしまう事実に驚いていました。
また、ツイッターでの「炎上」を取り上げ、インターネットの影の部分の恐ろしさについて学びました。具体的には、
・「炎上」が発生する仕組み
・「炎上」を引き起こした当事者のその後の人生
・「炎上」を起こさないためにはどうすればよいのか
特に「炎上」を起こさないための手立てとして、インターネットに書きこんでもよいギリギリのラインを設定しました。それは、「自分の家の玄関に紙で貼りだしても大丈夫な内容」です。児童からは「今まで軽い気持ちでインターネットを使っていたけれど、これからはルールを守って使おう。」といったものが意見が出ました。
保護者からは、「携帯電話を持たせるようになると、インターネットの使い方が心配だったので、親子でルールを明確にしやすくなった」という言葉を頂きました。
しかし、インターネットは正しく使えば、とても便利でおもしろいものです。本学級では正しくインターネットを使おうとする気持ちを育てるために「インターネットは玄関の外側」をキーワードに情報モラルについて考えることができました。