【蒲郡市立三谷東小】たてわりグループ活動で子どもたちの心を育てる
- 公開日
- 2015/03/09
- 更新日
- 2015/03/09
ちょっといい話
蒲郡市立三谷東小学校 たてわりグループ活動で子どもたちの心を育てる
本校では、「自ら考え行動し、思いやりのある子どもたちを育てよう」と考え、たてわりグループ活動を行っています。各たてわりグループには1年から6年まで数名ずつの子どもたちが所属し、集会や行事に参加してきました。
2月5日には、児童会主催の「三谷東祭り」を、第1部「オープニング」、第2部「お店屋さん」、第3部「みやっこ力走 逃走中」の日程で開催しました。お店屋さんの準備は、1月からたてわりグループごとに進めてきました。ゲーム屋さんを開く高学年の子どもたちは「低学年の子がやりやすいようにしよう」と、同じグループの低学年の子が実際にやった様子を見て何度も改良を加え、当日をむかえました。グループごとでお店屋さんを回るときには、6年生が、優しく低学年の子に声をかけ、「次はどこのお店へ行きたい?」と低学年の思いを大切にしていました。1年生は、「行きたいところを聞いてくれてありがとう。一緒に回れてうれしいよ」と話していました。お店屋さんの説明を聞きながら、3年生は、「来年、自分たちの番だね。今年の4年生のようにわかりやすく説明するよ」と言っていました。第3部の「みやっこ力走 逃走中」では、運動場に全校児童の歓声が響いていました。参観した保護者の方からは、「優しい表情で低学年の子に声をかけているのを見て、子どもの成長を感じました」という声も聞かれました。終了後、6年生は、「みんなの笑顔がたくさん見られて本当によかった」とほっとした表情になりました。
たてわりグループの活動を通し、他学年の子の気持ちを考えて行動したり、思いを受けて感謝をしたり、上学年の子の様子を見て自分の目標をたてたりと、子どもたちが成長していく姿を見ることができました。さらなる成長をしていく子どもたちに出会えるのが楽しみです。