【西尾市立米津小】保護者参加の情報モラル授業
- 公開日
- 2015/05/05
- 更新日
- 2015/05/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
米津小学校では、4月の学校公開日に、5・6年生の全クラスで、保護者参加型の情報モラルの授業を実施しました。使った資料は、「私たちの道徳」の高学年版に掲載されている「相手に思いを伝えたはずなのに」です。
授業の最初に確かめると、ゲーム機やスマホを使って、半数以上の児童が家族以外の人とメッセージ交換をした経験をもっていました。
資料をもとに、相手に思いが伝わらなかった理由を考え、正しく思いを伝えるには何に気をつけたらよいのか、保護者の意見も交えながら話し合いました。
「相手の気持ちを考える」「前向きな文にする」「マイナスの事は書かない」「+−どちらにもとれる表現は使わない」「タイトルに一番伝えたいことを書く」「絵文字を入れて感情を伝える」「送信する前にちゃんと読み返す」等、児童の考えに保護者が実際の場面を想定した視点を付け加えてくれました。
そして、親子で資料のメールの文を、思いが伝わるように書き直す作業をしました。どのクラスでも親子で真剣に話し合う姿が見られました。
授業の感想をみると、
「メールでは自分の思いがうまく表現できないので、難しい言葉は使わないようにしたい。メールよりも直接会って思いを伝えるようにしたい。」
「言葉に気をつけて優しい言葉を使い、何度も見直しをしてから送ることを忘れないようにしたい。相手を傷つけないように、はげましの言葉を送ろうと思います。」等の考えがみられました。