【南知多町立豊浜小】そうじを通して
- 公開日
- 2015/05/05
- 更新日
- 2015/05/05
ちょっといい話
そうじの時間になると,音楽が流れ児童は,15分間それぞれの場所のそうじをします。私の担当は,外そうじの2箇所,低学年の児童が担当している運動場トイレと高学年の児童が担当している校舎東周りです。児童は,ブラシで便器をきれいにしたり,竹ぼうきで,落ち葉を集めたりしています。目に見えてきれいになることがわかるので,そうじ後は,児童も充実感があるようです。
教育者の東井義雄氏の言葉に,「掃除は,人間が生活で書く答案だ。自分がどれぐらいのしろものであるかを示す人間の答案が掃除だ」「しゃべることの少ないおとなしい子が,ぞうきんのきちんとしたしぼり方,机のふき方,ほうきのていねいな扱い方の中に,自分を主張している」とあります。そうじをしている姿が,その子の人としての生き方を表しているという言葉だと思います。
これからも,いっしょにそうじの時間に取り組みたいです。そして,そうじへの取り組みを通して,児童の心が磨かれていくことを願っています。