本校では、毎年４月に、１年生を迎える会を行っています。１年生の子どもたちが、小学校児童の仲間入りをした喜びをもつとともに、上級生が１年生を温かく迎え、良い友達として共に学校で生活する自覚をもつことをねらいとしています。
　今年も、４月２０日に、本校に入学してきた９８名の１年生を迎える会を行いました。会では、まず、１年生が２〜６年生の拍手の中、花のアーチをくぐって会場の体育館に入場しました。次に、２年生から６年生の出し物が、学年毎順番に披露されました。ダンス、リコーダーの演奏、学校に関してのクイズ等、どれも１年生が学校生活の楽しさを感じることのできる内容でした。最後に、１年生へのプレゼントとして、校歌の歌詞がきれいに書かれた歌詞カードが、６年生から手渡されました。会の締めくくりに、１年生がその歌詞カードを見ながら、上級生と一緒に校歌を歌うことで、全校児童の心が一つに繋がりました。
　会を終えた１年生は、「とっても楽しかった」、「これからとても楽しみ」、「校歌を早く覚えたい」と、これからの小学校生活に大きな期待をもつことができました。２〜６年生にとっても、進級したことを実感するとともに、それぞれが１年生の良きお兄さん、お姉さんであろうと意識することができました。
　本校では、今後も、人間性豊かな子どもを育てていけるよう、年齢の違う子どもと関わり合う機会を大切にしていきたいと考えています。