【小牧市立村中小】気づく心
- 公開日
- 2015/05/21
- 更新日
- 2015/05/21
ちょっといい話
先日、台風が過ぎ去った後の快晴のある日、廊下に小さな水たまりができていました。朝、その水たまりに気づいた2年生の男の子と女の子。そこに通りかかった私に、「先生、こんなところに水があるよ。どうしてかな。」と声をかけてきました。「きっと、この隙間から水が入ったんだね。」と言うと、「本当だ。じゃあ、ぼく、教室から雑巾を持ってきてふくよ!」、「私も!」と雑巾を持ってきて、てきぱきと掃除をしてくれました。本当に小さな水たまり。多くの子は見過ごしてしまう場所です。それに気づき、自ら進んで掃除をしてくれた2年生の子たちを見て、快晴の空のように晴々とした気持ちになりました。
創立142周年の本校は、校舎も古く、長年蓄積された汚れや、小さな隙間があちこちに見られます。それでも、みんなで大切に使い、清掃活動に取り組むことで、古いながらも清潔な環境を維持しています。日常生活の中でも、細かな汚れを見つけて、進んで掃除をする子がたくさんいます。小さなことに気づき、それを見過ごさずに対処する子どもたちの姿に、心があらわれる毎日です。