モラルBOX日記

【一宮市立浅井中小】伝統行事「ふれあい遠足」

公開日
2015/05/27
更新日
2015/05/27

ちょっといい話

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 本校では、毎年春に、伝統行事である「ふれあい遠足」を行っています。6・1年生、5・3年生、4・2年生のペア学年で、4人から8人のグループを作り、大野極楽寺公園でウォークラリーを行います。
徒歩で移動する途中、手をつないだり、下級生を歩道側に移したりと、高学年の子どもたちの優しさが見られる場面がいくつもありました。
ウォークラリーでも、仲良く歩きながら、上級生が下級生を気遣う姿があちこちで見られました。リュックサックや水筒を持ってあげたり、疲れた1年生をおんぶしてあげたりする6年生など、その姿に思わず笑みがこぼれました。
6年生の児童の作文には、「1年生を連れて歩いているときに、もう6年生になったんだなあと感じました。」「私たちの時にもお兄さんお姉さんがしっかり助けてくれたので、私も同じことをしたいと思って参加しました。」「1年生は疲れたといっていたけれど、とても楽しそうだったので、私まで疲れがふっとんで、うれしくなりました。」など、心が温かくなる内容が書かれていました。
このような取り組みを通して、上級生が下級生を思いやる気持ちをもち、同じ学年であっても強い子が弱い子に力を貸してあげる温かな思いやりの心が育っていくものと考えます。今後も伝統あるこの行事を通して、互いの立場や気持ちを考えて行動できる子どもに育てていきたいと思っています。