モラルBOX日記

【刈谷市立依佐美中】情報モラル授業「携帯電話が手放せない」

公開日
2015/06/19
更新日
2015/06/19

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 「携帯電話が手放せない」という資料を用い、携帯電話の使い方について考える授業を行いました。資料のあらすじは、「毎日、友達とメールのやりとりをしていたAさん。テスト前日、勉強に集中するため携帯電話の電源を切っていた。友達は、Aさんからの返信がないので無視されたと思い、Aさんを無視するようになる。このことがきっかけで、友達関係が崩れ、Aさんは携帯電話が手放せなくなってしまった。」という内容です。
 資料を読んだ後、Aさんを無視してしまった友達、携帯が手放せなくなったAさん、それぞれどうすべきであったか考えました。生徒からは「Aさんになぜ返信をしなかったのかを聞いてあげればよかった」「友達はAさんにも都合があることを考えてあげないといけない」「Aさんもしっかり事情を話して誤解を解かないといけない」という意見から「直接話すことが大事」「相手のことを考えることが大事」と、メールやSNSで気をつけるべきことについて考えることができました。
 さらに踏み込んで、「それでもメールやSNSでのトラブルが後を絶たないのはなぜか」と考えさせました。生徒は「面と向かってないから、普段本人に言えないようなことが簡単に言えてしまう」「利用についてのマナーやルールがあやふやだから」「力の弱い子を見下し、自分を守ろうとするから」などの意見を述べ、なぜメールやSNSだとトラブルになりやすいのかを考えることができました。そして、使い方について注意喚起することができました。

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