モラルBOX日記

【扶桑町教育委員会】扶桑町立扶桑中学校の取組

公開日
2024/11/22
更新日
2024/11/22

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

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 道徳の授業において、ICTを活用して、オンライン上で互いの考えを視覚的に捉えることで、様々な道徳的価値に触れることができると考えます。

 2年生の道徳では、「法やきまりは、人々の生活を守るためにあることを理解する」ことをねらいとして、「違反摘発」の教材を扱いました。教材を読んだ後、「どんな場合でも、法やきまりは優先されるべきなのだろうか」について、オンライン上のホワイトボードを用いて、「優先されるべき」と「臨機応変に対応すべき」のどちらかに付箋を動かし、自分の考えを示しました。【写真左】

 その後、学級全体で討論を通して、両立場の意見を共有しました。授業の最後には、再度自分の付箋を動かしました。多くの生徒が、「優先されるべき」寄りに付箋を動かし、「臨機応変に対応すべき」という意見の生徒は、「どちらともいえない」という意見に変わりました。【写真右】

 最後の振り返りには、「やはり、どんな時でもきまりは守るべきだ」や「優先されるべきと考えた人の意見を聞いて、自分の都合で考えるのはよくないと思った」という意見があり、本授業を通して、「きまり」についての見方や考え方を広げることができました。