【安城市立高棚小】戻ってきた財布
- 公開日
- 2015/08/17
- 更新日
- 2015/08/17
ちょっといい話
ある日警察署から、学校に「そちらの児童に○○さんという人はいますか。」と、電話があり、○○さんの財布が警察署に届けられているという内容でした。財布の中に、自転車講習修了証が入っていたので、そこから学校がわかり、問い合わせができたということです。早速、お家の人に連絡を取ると、確かに財布は、数日前から見当たらないけど、外で落としたとは思っていなかったようです。たまたま、警察署の近くにいたので、すぐに財布を受け取ることもできたそうです。後日、お母さんから、自転車講習修了証のおかげで財布が手元にもどってきたことに驚いたことと、記名の大切さを改めて感じたと、聞きました。
教室でも学校でも落し物は、多くみられます。また、児童たちは「……なくしました。」「どっかいっちゃいました。」と言ってきます。クラスでこのエピソードを話したところ、ものを大切にすることの一つとして、名前を書くことがあると具体的に感じ取っていました。そして、地域を守っている警察署の人たちや、警察署に届けてくれた人がいることにも触れることができ、あたたかい気持ちになりました。