【愛西市立永和中】スマホ・ケータイ教室、スマホ独立宣言
- 公開日
- 2015/08/26
- 更新日
- 2015/08/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やスマートフォンの普及により、世の中は大変便利になる一方で、子どもたちへのSNSに関わるトラブルや危険が頻発していることは、学校教育の場においても大変大きな問題となっています。 本校では昨年に引き続き「スマホ・ケータイと正しくつきあうために」をテーマに、本年度も6月25日(木)NTTドコモの講師を招き、情報モラルについての講演会を実施しました。講演の中では、SNSの手軽なサービスの裏にある犯罪や危険、アプリやサイトのやりとりからいじめにつながる言動、ゲームやネットに病的にはまるネット依存症という病など、様々な観点から問題が提起されました。現代の便利さの裏側にある危険や恐ろしさについて取り上げ、映像でも生々しく視覚に訴えることで、中学生にもわかりやすく、また問題意識をもって自分の生活を見直すきっかけとなりました。生徒自身が考えている以上に犯罪被害の大きさを知り、不用意に便利なものに手を出すことを控えたい、親と相談した上で正しくスマホ・ケータイを使いたい、という感想を残す生徒が多くいました。
永和中学校のある愛西市では「スマホ独立宣言」と題して、子どもたちがスマホ・ケータイと正しくつきあうための啓蒙活動を行っています。6月の講演会から学んだことをもとに、7月には生徒会主催「スマホ独立宣言」と題した劇が行われました。生徒会のメンバーが、ぜひ自分たちの声でも永和中生徒全員に携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を喚起したい、ということでした。生徒自らがシナリオを作成し、劇という形で行いました。前の講演会の内容をよく理解していたということが十分伝わる劇であり、全校生徒も大変興味深く見入っていました。講演ですでに知っている内容を、敢えて繰り返し劇という形で発表したことで大切なことがしっかり生徒一人ひとりに浸透した、と感じられました。