モラルBOX日記

【豊田市立前山小】 情報モラル教育

公開日
2015/09/02
更新日
2015/09/02

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 道徳の授業で「人に温かい心で接し、親切にする」「友達と仲良くし、助け合う」「他の人とのかかわり方を大切にする」「他人を大切にする」などを学んでいる。それらは、情報モラル教育学習で学ぶ「自分の情報や他人の情報を大切にする」「相手への影響を考えて行動する」「自他の個人情報を第三者にもらさない」などの基盤と考えられる。したがって、3年生でも道徳の授業で、自然に情報モラルの学習をしている。
先日、新聞を使って3年生で情報モラルの学習を行った。「新聞に自分の記事が載ったらどう思うか?」という問いかけに「うれしい」と「不安」2つの意見が出てきた。うれしいと言う子は素直に喜びを表現していた。不安と言っていた子は、「自分が思った通りの文ではなかったら心配」、「記事や写真が悪用されたら嫌だ、友達がインタビューされて何と答えるか心配」などと答えていた。「記事が出される前に一度確認したい」という意見も出ていた。
反対に、今度は自分が情報を発信する立場になったときのことを考えてみた。そのようなときは、一度本人に確認してから写真や文章を発信したり、インタビューでは事実だけを話したりするなど、逆の立場になって自分がしてほしいこと、してほしくないことを考えて行動できるように話し合った。この授業で、発信する情報に責任をもち、情報社会のルールやマナーを守ることを学習した。
最後に顔を合わせてのコミュニケーション(会話)と文字情報(メール、ラインなど)で伝わる内容の違いがあることを話し、文字情報のみのコミュニケーションについても触れ、授業を終えた。