【蟹江町立須西小】 異学年交流「トマトパーティー」
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
ちょっといい話
2年生は生活科の授業でトマトを育てることにしました。苗から植え、毎日水やりや草取りをし、大切に育ててきました。日に日に大きくなりついには実をつけたトマト。青からだんだんと赤く色づいていく変化を毎日感じました。
本校では、夏休み前の恒例行事として「須西っ子夏祭り」があります。これは2年生以上の各クラスがダンボールなどの廃材を使い、お店を出店し、全校がペア学年に分かれながらお店を回るというものです。2年生は5年生とペアを組み、事前の顔合わせや交流会を経て仲を深めたのち、本番をむかえました。高学年として2年生に優しく接する5年生に頼もしさを感じました。
お世話になった5年生に何かお礼ができないかと考え、育てたトマトを使ってトマトソースを作り、それを利用したピザを作ることにしました。題して「トマトパーティー」です。前日にはトマトを切ってつぶしたり、ピザに乗せるハムやチーズを切ったりしました。5年生への招待状を一生懸命作る姿も印象的でした。
いよいよ本番です。ペア同士で餃子の皮を利用した生地にトマトソースを塗り、ハムやチーズを乗せ、ホットプレートで焼きました。待ち時間には5年生に折り紙の折り方を教えてもらいました。焼き上がったピザをペアで一緒に食べると、あちらこちらから「おいしい!」「もっと食べたい!」といった声が聞こえてきました。パーティー終了後もペア同士で休み時間に遊んだり、お話をしたりする場面を見かけるようになりました。学年が違っても仲良く過ごすことができるのは、すばらしいですね。