【岡崎市立大門小】 個人情報の保護
- 公開日
- 2015/10/09
- 更新日
- 2015/10/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
低学年(小2年)での情報モラル学習を紹介します。
2年生になると、帰宅後、お互いに電話で連絡を取り合い、家の人に送ってもらって遊びに出かけることも多くなってきます。そこで、「道徳の時間」を使って、個人情報の保護の情報モラル学習を行いました。
≪資料「でんわぼんごう」の概要≫
あい子は知らない人にともみの電話番号を教えてしまいます。誕生日のお祝いに、母と共にともみの家に行き、ともみとともみの母の元気がないことを知ります。ともみの母は、知らない人から電話がかかってくるのは、ともみのせいではないかと心配します。その会話からあい子は、自分のせいだと気付きます。あい子は、みんなの顔を見ることができませんでした。心配する母に、自分が教えてしまったと話します。ともみの母は、正直に話したあい子にやさしく声をかけてくれ、あい子は心から謝罪しました。
≪指導の流れ≫
・導入:個人情報がどんなものか話し合う。
・資料の提示:教師が資料を大型テレビに放映して読み聞かせをする。
・話し合い:
○主人公が「電話番号を教えたこと」について考える。
○自分の行動が、なかよしの友達を困らせてしまったことに気付いた主人公の驚きと戸惑いについて考える。
○勇気を出して、謝ることにした主人公の正直さについて考える。
○友達と友達のお母さんに謝った主人公の気持ちについて考える。
≪子どもの感想≫
・ 電話番号を教えることは、こわいことだなあと思った。
・ 名前や住所を教えて知らない人に教えると、何か大変なことが起きてしまうことがわかった。
・ 個人情報というものが分かった。
・ 個人情報は、絶対教えてはいけないことがわかった。
・ 知らない人に、名前や電話番号や住所を知られないようにしなくてはいけないことがわかった。