【刈谷市立刈谷東中】情報モラル授業「SNSでの対話のマナーを考えよう」
- 公開日
- 2015/11/04
- 更新日
- 2015/11/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、中学2年生で「SNSでの対話のマナーを考えよう」の授業を行いました。LINE等のSNSを利用していますか?というアンケートに、34名中21名が利用していると答えました。そこで、コンピュータのチャット体験ソフトを利用して、リアルタイム・多人数の文字会話であるLINEを利用する際に起こるトラブルを疑似体験することで、SNSでのマナーを考えました。
架空の生徒Aが作ったぬいぐるみの画像と、Aの発言「これ、かわいくない」に対して、チャットを使って自由に返事を返しました。Aは友達に「かわいいでしょ」という同意を求めているのか、「失敗してしまったから、かわいくない」と言っているのかが文字だけでは伝わりません。教師がチャットでの会話を画面転送機能で生徒に見せると、Aの発言のとらえ方によって返事が全く変わってくることに驚いていました。文字会話のトラブルの疑似体験をとおして、SNSでのマナーを考えることができました。
<生徒の感想>
Aさんの「これかわいくない」に?をつければ、みんなに「かわいいでしょ」と聞いていることがちゃんと伝わると思いました。ふだんの会話では、イントネーションとか表情で伝わることが多いけどLINEでは、ちゃんと相手のことを考えて会話しなければいけないと思いました。