【常滑市立常滑東小】4年総合「ともに生きる」の授業
- 公開日
- 2015/12/02
- 更新日
- 2015/12/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年4年生が福祉について興味、関心をもち、調べ、理解し、実践する中で、自分を生かしながら他と共により良く生きていこうとするということをねらいに総合の学習の一環で福祉体験教室を行っています。事前に、国語の学習の「だれもが関わり合えるように」で福祉について一人一人調べ学習を行いました。その学習をうけて、点字・ガイドヘルプ・車椅子の3講座から、希望の講座を2つ選び学習しました。
点字教室では、始めに鉛筆で点字の形を練習し、その後点筆という道具を使って、実際に自分の名前や好きな言葉を点字で制作しました。自分の伝えたい言葉が実際に点字のカードになり、みんな嬉しそうにしていました。
ガイドヘルプ教室では、目隠しをし、手に白杖をもって校内を移動する友達をガイドヘルプしました。できるだけ早く正確に、通り道にあるものを伝えることの難しさを感じていました。また、安心させるように優しく声をかけることが大切であることを学んでいました。
車椅子教室では、車椅子への乗り降りから気を付けなければいけないことを教わりました。また、少しの段差でも乗っている人のことを考えで向きを変えて移動することを学びました。
子どもたちは、「点字は、読む人が分かりやすいように、工夫されて形が考えてあることが分かった。」「目が見えないって、とても怖いということが分かった。」などと感想を話していました。
福祉実践教室で、誰にでも同じようにコミュニケーションをとり、優しく接することが大切であることを学ぶことができました。また、困っている人がいたら助けようとする気持ちを高めることができた貴重な時間になりました。