【新城市立鳳来東小】 こんな場面に出会った!あなたならどうする!
- 公開日
- 2015/12/02
- 更新日
- 2015/12/02
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の3・4年生の5名の児童は、自分の携帯電話を持っている子は1人もなく、家にあるパソコンを1人で操作する子もいませんでした。このように自分の携帯電話やパソコンを持つ前の時期(中学年の時期)に、しっかりと情報モラルを行うことが必要だと感じ、文部科学省発行「私たちの道徳」小学校3・4年生を用いての情報モラル教育を行いました。
三つの場面の絵(コンピュータでゲーム)(個人情報を引き出そうとする電話)(知らない人からのメール)を見て、「もし、このような場面になったらどのような行動をとるか」を考え、話し合い活動を行いました。
授業の流れ:1、絵の場面と説明の文章を読んで吹き出しに自分の考えを書く。2、自分の考えを発表する。3、これから、どのようなことに気をつければよいかを話し合う。(それぞれの場面ごとに1〜3を行う)
最初のゲームを行っている場面では、「早起きができない」「目が悪くなる」「宿題ができない」などの生活のリズムを崩す意見が多く出ました。説明文に書かれているオンラインゲームを行っている子はいませんでしたが、「友だちとトラブルになる」「お金が多くかかる」など、人から聞いた情報を言う子もいました。話し合いでは、家の人に相談したり、決まりを作ったりしながら行うことが必要だという考えにまとまりました。
個人情報を引き出そうとする電話の場面では、動作化も取り入れながら楽しく行うことも効果的だと感じました。
最後のメールの場面は、授業で考えるとともに、経験豊富な家の人と共に考える場面も必要だと考え、携帯電話のメールについて(ここで取り上げた場面のプリントを参考にして)家でも話し合わせるようにしました。
今後、警視庁が作った、「キッズ・パトロール」を利用して、携帯電話のメール等について考えを深めていく予定です。