モラルBOX日記

【みよし市立北中】情報モラル実践教室の実施

公開日
2015/12/07
更新日
2015/12/07

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、毎年、生徒の実態に応じた内容の情報モラル教室を学年ごとに開講しています。11月24日に行われた第2学年の情報モラル教室では、携帯電話を使う中で考えられるトラブルを学年部教員が寸劇で発表し、「この場合、どうすると良いだろう?」をその都度考えていく形で行いました。その後、内容を振り返りながら、特に携帯電話やインターネットを利用する上で注意すべきことを細かく確認する機会を設けました。以下が、そこで確認した事柄です。
・ 友達にメールで伝えたり、インターネット上に書いたりしたことは、小さなことでも大きなことに話が膨らんでいくものである。ちょっとした悪口であっても、言われたり書かれたりした人は、他にも書かれているのではないかと疑心暗鬼になってしまう。また、悪口を言っているつもりでなくても、文章だけでは相手がどのように受け取るかは分からない。
・ 個人を特定できるような名前や写真などの情報はインターネット上に載せてはいけない。自分のものを載せる場合であっても十分な注意が必要である。インターネット上の情報は世界中の人が閲覧することができるため、ストーカー行為や大きな犯罪に巻き込まれる危険性がある。また、許可の有無に関係なく、友達に送ることも、その後どのように広がってしまうか分からないから行わない。
・ 知らないアドレスから送られてきたメールは絶対に開かない。多額の使用料を請求される場合もある。トラブルに巻き込まれないためにも、自分で自分の身は守らなければいけない。危ないと感じたときや、もし何かあったときは隠さず、すぐに親や先生に相談して助けを求めることが必要である。
 
 どの事例にも共通していることは「ちょっとした出来心」「これぐらいならいいや」といった軽い気持ちがとんでもないトラブルにつながるということを自覚させたいと思い、実践しています。今後も定期的に情報モラル指導を実施し、モラルや知識を身に付けていくだけでなく、今まで以上に思いやりのあふれる北中学校を目指していきます。