【愛西市立八開中】 東日本大震災から学ぶ
- 公開日
- 2016/02/24
- 更新日
- 2016/02/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
家族学級の日に、全学年・全学級で「東日本大震災から学ぶ」をテーマにした道徳の授業並びに東日本大震災語り部(べ)講演会を行いました。
1年生は「海」という教材で授業を行いました。大津波による被害を受けた後も、海を愛し、海に漁に出かける父の気持ちを考えました。父にとって海がどのようなものかが明らかになるにつれ、父の気持ちに寄り添い、父の支えになろうと決心する息子に共感することができました。
2年A組は「When in Rome, do as the Romans do.」という教材を用いて、震災後も日本に残り、日本のために活動することを決めたALTの気持ちを考えました。帰国せず、日本の復興のために自分ができることをしようとする強い決意に心を打たれた生徒が多くいました。
2年B組は「天使の声」という教材で、南三陸町の防災対策庁舎に残り、最後まで町民のために放送し続けた女性がいたことを知りました。その勇敢な姿に涙を浮かべながら話を聞く生徒もいました。
3年生は被災した中学生の作文「温かさを分け合って」を聞き、自分自身の生き方、使命について考えました。自分が今後、何を生きがいに人生を歩んでいくか深く考えることのできた授業でした。
講演会には、震災の語り部(べ)として活動されている田畑祐梨氏をお招きしました。田畑氏は津波により恩師を亡くした経験から「ありがとう」と「大好き」という魔法の言葉について話されました。大切な人に、この二つの言葉を今、伝えなくてはという思いが心の中に芽生えました。