【設楽町立津具小】 情報セキュリティとモラル教育
- 公開日
- 2015/12/09
- 更新日
- 2015/12/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
「職員への情報セキュリティ確認」
本校では、本年度も個人情報管理の大切さを全職員で共通理解し、情報セキュリティの方策を以下のように確認しました。
端末機及び電磁記憶媒体は、学校保有のものを使用する。(書庫に保管)また、端末機及び電磁記憶媒体には個人情報が保管されているので、校外持ち出しは禁止とする。
これらのことが徹底され、情報が守られています。
「4年生への情報モラル教育」
4年生の中には、すでにゲーム機のアプリで知らない人とメールで会話をしている子どもがいました。
へき地で純粋に育った子どもたちだからこそ、子どもを装った見知らぬ相手を信じ、メールで自分や家族の情報を発信してしまったり、画像を送ってしまったりしてしまうことがない、とは言いきれません。
そこで、4年生の「総合的な学習の時間」の中に位置づけた「ネット・携帯電話と個人情報」と密接に関連させながら、道徳の授業を実践し、ゲーム機で知らない人とつながる危険性を考えさせることを試みました。
資料は、文部科学省が発行している「私たちの道徳」の中の「コンピューターや携帯電話などをどのように使えばよいでしょうか」を活用しました。
子どもたちは、「ゲームでいろいろな人とつながるのは楽しいけれど、怖いことも起こるんだなと思いました。」と感想を述べ、授業を振り返っていました。また、情報を発信することで加害者になりうることもある、という危険性も伝えました。
ユーチューブやスマートフォンを日常のように利用する子は、山村部の子どもたちも増え続けており、情報社会に潜む危険性は、都市部の子どもと違わないと思われます。今後も子どもたちの生活を見守り、保護者への情報モラルの啓発も大切にしたいと考えています。