モラルBOX日記

【美浜町立野間中】ネット利用について考える

公開日
2015/12/09
更新日
2015/12/09

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 美浜町立野間中学校では,今年5月に行われた生徒総会で「野間中ケータイ利用の凡事徹底5カ条 〜目と心での会話を大切に〜」が提案,承認されました。携帯電話の使用に潜む危険を知り,PTAの助言をいただきながら利用の5カ条を作り,呼びかけていくことで,生徒だけでなく保護者の意識も高めていこうと作られたものです。

 野間中ケータイ利用の凡事徹底5カ条 〜目と心での会話を大切に〜
1.公共の場でのルールを守る。
 (学校に持ってこない,歩きスマホをしない,電車で利用しない)
2.人を傷つける道具にしない。
 (表現に気をつける,人の悪口を絶対に書かない)
3.保護者に借りているものだと思って使う。
 (パスワードを伝える,親にメール内容を見せる,会員登録の個人情報登録は有料無料に関係なく保護者に許可をとる)
4.テスト週間は,親に預ける。
5.使わない時間・場所を家族と決める。
 (夜10時以降は触らない,食事中は触らない)
◎保護者が正しい使い方について手本を示し,子ども任せにしません。

また,11月14日には全校共通の道徳の時間「ネット利用について考える」を設け,具体的な事例を基に問題点や解決案を挙げ,情報モラルについて考えました。以下は生徒の感想です。
・自分にその気がなくても相手を傷つけてしまうことがあり,気をつけて使わなければいけないと思った。
・ネットは便利だけれど,使い方を間違えると危険なものでもあることがわかった。
・ネットの利用にはルールが必要だと思った。もっとケータイ利用5カ条を意識したい。
・個人情報の管理など自分でできる予防をして,犯罪やトラブルに巻き込まれないようにしたい。
 野間中学校では今後もネット利用について考えを深める機会を設け,これからの社会で生きていくための適切な情報モラルを身につけることができるよう取り組んでいきます。