【春日井市立八幡小】児童個々の実状に合わせて取り組む「Netモラル」
- 公開日
- 2015/12/17
- 更新日
- 2015/12/17
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
春日井市では、全小中学校に、広島県教科用図書販売株式会社の「事例で学ぶNetモラル」というソフトが導入されており、校内のどのパソコンからでもアクセスすることができるようになっています。2013年度版からは、「ネットモラルけんてい」がパソコン上で行えるようになりました。
本校では、今回、学級毎にコンピュータ教室で、「ネットモラルけんてい」と、それに合わせた教材による学習を実施しました。児童それぞれが検定の問題を解いていくと、最後に自動的に採点され、そして、間違えた問題に対応する「ネットモラル教材」をそれぞれが学習していきます。その学習が終わると、次のレベルの検定に取り組んでいくという具合です。
5・6年生用の検定では4段階のレベルが設定してあり、児童は検定の結果に一喜一憂しながら、真剣に教材に取り組んでいました。そして、次の検定に進んでチャレンジしていました。中でも、100点を連発していた児童は、5段階ある中学校の検定にも進み、すべて修了することができました。
また、本校では来年1月に緊急企画として、PTAセミナー「子どもたちをスマホ・インターネットの危険から守る!『保護者のためのスマホの安全な使い方講座』」を実施します。貸し出し用のスマホを実際に使いながら、危険性や安全な使い方を学びます。さらには、最近の通信機能がある携帯型ゲーム機の扱いについても学びます。
高額の架空請求、個人情報抜き取り、出会い系サイト、アプリの悪用などが子どもたちにも忍び寄っています。全国的には12歳以下の小学生も被害に遭っていて、被害にあった子の9割以上はフィルタリングに加入しておらず、保護者から危険性を注意されていない子どもは6割以上とも言われています。以上の事実を踏まえながら、保護者に対するネットモラル教育も進めていきます。