【豊田市立猿投中学校】 「先輩から後輩へ」受け継がれる学校祭
- 公開日
- 2015/12/28
- 更新日
- 2015/12/28
ちょっといい話
本校の学校祭は、1〜3年生が6つの縦割りチームに分かれ、それぞれのチームが3年生をリーダーとして活動を行う。1日目は劇を行う文化の部、2日目はリレーや大縄跳びなどの競技やパネルワークを行う体育の部。チームリーダーを中心とした3年生は自分のチームをまとめ、活動していく中でリーダー性を養い、1,2年生はその姿を見て次年度のリーダーへと成長していく。最後のチーム解散会では、準備から本番までの約4か月の時間を共有してきた仲間との別れを惜しみ、多くの生徒が涙を流す。
今年の学校祭も笑顔あり、涙ありの学校行事となった。1日目の文化の部では、各チームが今までの練習の成果を発揮し熱演した。そして終わりに全員がテーマソングを笑顔で歌う中、チームリーダーたちは肩を組み、健闘をたたえ合っていた。2日目の体育の部では、リレーなどの競技で熱く激突する中、チームの勝利で歓喜の涙を流す生徒、逆に悔し涙を流す生徒もいた。これは1人1人がチームのために全力を出しきったからこそ出た涙である。
今年も3年生から1、2年生に伝統が受け継がれた。また来年、今年の3年生に負けない姿がみられることを期待したい。