【豊田市立東広瀬小】 老人ホームと訪問交流しています
- 公開日
- 2016/01/22
- 更新日
- 2016/01/22
ちょっといい話
本校の3年生は、総合的な学習の時間「お年寄りのためにできること」の活動として、学区にある地域密着型老人介護施設「石野の里」への訪問活動を行っています。訪問前には、「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症の症状や認知症の方に対する接し方を学びました。第1回〜第3回の訪問では、学校での出来事の紹介や図画工作の作品や合唱の発表などの他、インタビューやクイズ・ゲームを行って、交流を深めました。入所者の皆さんは、いつも孫を迎えるように温かく接してくださり、子どもたちも、回を重ねるごとに気配りができるようになりました。
写真は、第4回訪問(12月2日)で、学芸会で演じた宮沢賢治の「どんぐりと山猫」を披露している様子です。演技中、笑い声や拍手など温かい反応があり、「一生懸命やっとるもんで、泣けてきちゃった。」と涙をこぼす方もいらっしゃいました。職員の方からも、「皆さんの力はすごいです。入所者の皆さんが、いつもと違って、声を出したり気持ちを表したりしました。またぜひ、来てください。」と言っていただいて、子どもたちにとっても、にこにこのひとときでした。