【豊田市立道慈小】障がいについての理解を深める 〜小原学級の友達と仲良くなろう!〜
- 公開日
- 2016/01/14
- 更新日
- 2016/01/14
ちょっといい話
本校では、2・3年生が、校区内にある愛知県立三好特別支援学校(小原学級)の児童と交流する活動を年に2回行っています。今年の3年生は、総合的な学習の時間に「障がいについての理解を深める」学習に取り組んでいます。その一環として行う12月の交流会を成功させるために、「小原学級の友達と仲良くなろう」を目標に活動してきました。小原学級の友達も2年生もみんなが楽しめるように、「福笑い」「すごろく」を考えました。交流会で一緒に遊ぶグループのみんなが喜んでくれるように、「福笑い」も「すごろく」も工夫しながら手作りしました。そして、小原学級の友達にプレゼントする牛乳パックダーツを、2年生と一緒に作りました。交流会では、6月に行われた交流会に比べて子どもたちが打ち解けた様子が見られました。福笑いでできた変な顔を見て笑い合ったり、すごろくでは教えあったりする姿がたくさん見られました。会の最後は、プレゼントしたダーツを使った「的当てゲーム」です。ダーツの使い方や上手に矢を飛ばすコツを教え合いながら、高得点が取れると一緒に喜び合っていました。一生懸命準備してきた交流会が大成功に終わり、子どもたちの大きな自信となりました。交流を通して、たとえ障がいがあっても、助け合いながら一緒に楽しむことができることを実感したと思います。交流後に「しょうがいをもっていても、こうしてみんなとなかよく遊べたのですごいと思いました。」「わたしは『しょうがい』の意味がわからなくていやだなと考えていたけど、しょうがいをもっていても、みんなと同じ人間なんだと思いました。」「しょうがいをもっている人も、しょうがいをもっていない人も、今日はみんな楽しく遊べてうれしかったです。」と感想を述べていました。
これからも、自分の身の周りにいる様々な人との交流を通して、「助け合いながら共に生きる力」を高めていければと思います。