【岡崎市立城北中】先輩から後輩へと受け継がれる地域への思い
- 公開日
- 2016/02/01
- 更新日
- 2016/02/01
ちょっといい話
本校には、生徒会の活動としてクラス単位で有志を募り学区を清掃する「ねずみグループ」という活動があります。土曜日の午前7時に集まり、約1時間の清掃活動を行っています。軍手やトング、ビニール袋を持ち、学区の路上や公園に落ちている空き缶やたばこの吸い殻など多くのごみを集めて回ります。普段気付かないごみを発見したり意外なものが落ちていたりすることもあり、ごみについて考えるとてもよい時間にもなっています。
この活動は、昭和38年に始まりました。最初は、一人の生徒が「城北中学区をごみのない町にしたい」という思いで始め、次第に仲間や学年へと広がっていったそうです。そして、その多くの生徒がねずみ年だったこと、後にこの活動が「ねずみ算式に多くの人に集まってほしい」という願いもあり、この活動は「ねずみグループ」と呼ばれるようになりました。50年以上経った今でも、創始者の思いは受け継がれており、この活動を通して「自分たちの住む町を大切にしていこう」という心を育んでいます。