モラルBOX日記

【春日井市立味美中】 インターネットの安全な使い方について考えよう

公開日
2016/02/01
更新日
2016/02/01

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 本校では、中学3年生で「インターネットの安全な使い方について考えよう 〜自分たちで作る、インターネット利用のルールとマナー〜」という授業を行いました。始めにインターネット上のトラブルについて話し合いました。実際に自分が経験したことやニュースになっていることが事例として挙げられました。
 その後,ポリスチャンネルが作成した「あなたの書き込みは世界中から見られている」という内容のビデオを見ました。勤め先の処分するケーキで遊んでいる画像を軽い気持ちでSNSに投稿したら,それを見た人がお店を特定し,お店に直接クレームの電話がかかってきたり,ものすごい数の批判のメールが来たり,マスコミが取材に殺到するという夢を見たという内容でした。投稿した内容は,すごい速さで広まること,設定によっては世界中の不特定多数の人たちに見られてしまうこと,一度投稿した内容は,コピーされたりして二度と全部消去することはできないことなどを学習しました。
 最後に,インターネット上でトラブルにならないためのルールを班で話し合いました。いくつか紹介します。
・自分の個人情報・他人の個人情報をSNSにさらさない。
・人の心を傷つけるようなことをインターネットに書きこまない。
・書き込む前に,何が正しくて,何が正しくないのかを考える。
・場所が特定される写真は公開しない。
・しっかりと公開範囲を設定する。
・危ないと思ったら,親に相談する。
・自分の知らない人から送られてきたメールは絶対に見ない。
・インターネット上で知り合った人とは,あまり仲良くしない。
・返信の時間を決めておく。
・既読無視されても心はつながっている!友達なら!
・SNSを学校でもできるくだらない話に使わない!
・夜ラインが返ってこなかったら,寝ていることにしてもらう。
・テスト週間中のどうでもいいムダなメールは禁止。
 インターネットは上手に使えば,生活や人間関係をより豊かにしてくれるものです。インターネットは単なる道具に過ぎません。インターネットを通しても,本来は人と人の関わりであり,そこには思いやりや信頼関係やマナーが大切であるということです。今回学んだことを,これからの生活にぜひ活かしてほしいと思います。