モラルBOX日記

【高浜市立高取小】情報モラルに関する道徳の授業

公開日
2016/02/26
更新日
2016/02/26

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 本校6年生では、『本当の友達とは』という内容で、情報モラルと関連させた道徳の授業を行いました。事前のアンケートから、多くの子どもたちが携帯電話やゲーム機を使って、友達とメッセージのやり取りをしている実態が明らかとなりました。これらの情報機器の活用は、使い方によっては相手を傷つけることもあり、人間関係に影響を及ぼすことも考えられます。そこで、情報機器を活用する際にも、相手の立場や考えを尊重して友達と接していこうとする態度を育てたいと思い、6年「明るい心」の読み物資料『メールの返信』を使って授業を行いました。
 資料の中のメールのやり取りをしている場面では、実際に大型モニタにそのやり取りを表示し、擬似的に体験できるように工夫して資料を読み聞かせました。話し合う場面では、主人公が「わたしたち親友だよね?」というメールを友達から受け取ったときの思いについてみんなで考えました。子どもたちは、主人公が戸惑う気持ちに共感しながら、友達とメールのやり取りをするときに大切なことを考えることができました。子どもの意見には「メールでやり取りすることもあるけど、本当に大事なことは直接話をすることが大切だと思う」、「メールをする場合にはあらかじめその子とルールを決めておくことが大切」、「相手が誤解するようなメールは送らない」など、相手の立場を考えた意見が多く出ました。
 本実践を通して、情報モラルに対する意識を高めることができたと思います。また、外部の講師の先生をお呼びし「携帯安全教室」も行いました。インターネットは利便性が高い反面、使い方を誤ってしまうと危険にさらされてしまうことを分かりやすく教えていただきました。情報モラルについて、これからも少しずつ子どもたちと考えていきたいと思います。