モラルBOX日記

【豊橋市立老津小】「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」

公開日
2016/03/23
更新日
2016/03/23

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校の1年生の道徳で、ネットモラルの授業を行った。ゲームをしたり、インターネットで動画を見たりする児童が多くいることもあり、テーマを「安全と健康への配慮〜ゲームに熱中すると〜」に決めた。授業の始めに「ゲームをしたり、動画を見たりする時間が決まっている子?」と質問したところ、決まっている子は10人、決まっていない子が8人であった。しかし、実際は時間が決まっている子の多くがきちんと守れていないということが分かった。ルールを守れず長時間ゲームをすることで、どんな影響があるのかを知り、自分の生活を見直してほしいという願いから、この授業を行った。
〈動画内容〉
 男児が誕生日にゲームを買ってもらった。母親に使用時間を決められていたが、布団に入ってから何時間もこっそりとゲームを続けた。その結果、翌朝なかなか起きられず、朝食を食べずに学校に向かった。学校に来てからは、眠くて授業に集中できず、先生に怒られてしまう。
動画を見た後の児童は、
・ルールを守らないと、寝る時間が短くなって学校で眠たくなるから、ルールは守った方がいいと思う。
・私も遅くまでゲームをやってしまうことがあるけど、これからは気を付けたいと思う。
・寝る時間が遅いと、朝起きられずご飯が食べられないから、気を付けないといけないと思った。
というような意見が出た。児童の多くは、「寝ない→朝ご飯が食べられない→勉強ができなくなる」という意見をもっていたが、朝ご飯を食べないことで、頭が働かずぼーっとしてしまい、けがや事故につながる危険性があることも話をした。今回の授業が、児童の生活に少しでもよい影響を与えることができたらよいと願っている。