【安城市立明和小】みんなとなかよくなりたいな「あくしゅ だいさくせん」
- 公開日
- 2016/07/01
- 更新日
- 2016/07/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
入学して間もなく、1年生は2年生とペアになり、学校の遊具の使い方を教えてもらいました。初めて遊ぶ遊具に興味津々、どの子も楽しく遊ぶ姿が見られました。生活科の学習では、2年生と一緒に学校探検を行いました。
その後、1年生だけで学校探検を行い、いろいろな教室の秘密を見つけただけでなく、学校にはいろいろな人がいることに気付きました。既にペアになっている2年生と6年生だけでなく、もっとたくさんの人と知り合いになりたい、仲良くなりたいと強く思うようになった子どもたちは、どうしたら仲良くなれるのか方法を考えました。「握手がいいんじゃないかな」という言葉に、「いい気持ちになるね」「やさしい気持ちになるよ」「ちょっと恥ずかしいけれど、うれしい気持ちになるよ」「笑顔になれる」「友達になったような気持ちになるよ」など、握手をするとどんな気持ちになるのか、みんなで意見を出し合いました。その結果、「仲良くなるには握手がいいね」ということになり、「あくしゅだいさくせん」を実践することになりました。「こんにちは。今いいですか。」と1年生が声を掛け、初めて話をするお兄さんやお姉さんにどきどきしながら自己紹介をしている1年生。言葉に詰まりながらも一生懸命話をしている1年生の言葉に、じっと耳を傾けている上級生の姿。そして、最後には、少し恥ずかしそうに、でも笑顔で握手をする姿がとてもほほえましく感じられました。それぞれの立場で相手を思いやり、気遣うことができたのではないかと感じています。
いろいろな人と握手を交わしたことをきっかけに、今よりももっと異学年交流が充実し、更に心豊かで温かさのある学校につながることを願っています。