【愛西市立佐屋中学校】携帯電話の上手な使い方について
- 公開日
- 2016/07/07
- 更新日
- 2016/07/07
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
佐屋中学校では、中学校1年生を対象に、「みんなで考えよう、ケータイ・スマートフォン」という教材を用いて、情報教育の授業を行いました。本資料は、携帯電話会社が提供している教材ですが、一般的な携帯電話やスマートフォンの問題に関する知識を直接教えて啓発する形式ではありません。映像教材をもとに問題提起し、主体的に考え、話し合い、問題点を客観的に考えることで、自らの携帯電話、インターネットの利用法や付き合い方を振り返る内容となっています。携帯電話やスマートフォンの所有率が年々増加している中、使い方による友人トラブルが増えてきています。生徒間でも毎年問題が起きており、身近な携帯の問題点を考えることをねらいとしています。
本授業では、スマートフォンの誤った使い方で起こった友人間のトラブルついてDVDやスライドショーを用いて考えました。『食事しながらスマホ』『歩きながらスマホ』などの基本的な問題点から、メッセンジャーアプリを使う上での問題点について、班やクラス全体で意見を交換しました。
最後に、今後自分がスマートフォンを使っていく上で気を付けたいことを考えました。「トラブルを起こさないためには、携帯で悪口を言ったりしないようにする。そして、もしトラブルが起きてしまったら、勝手にグループを作るのではなく相手の気持ちも考えてから行動したいと思います」「便利なものだけど、スマホで何でも解決しようとしているけど、夢中になりすぎると、トラブルも引き起こされることを学びました。このドラマは、日常生活でも起こりうる内容で、悪口を言うことや、グループから外すなど、軽い気持ちで行ったことが大きな問題になるので、気を付けたいです」などの感想を聞くことができました。本授業を通して、携帯電話の規範意識を高めることができました。今後も情報モラルについての学習を進めていきたいと思います。