【豊田市立高橋中】情報ツールを上手に使おう!
- 公開日
- 2016/07/14
- 更新日
- 2016/07/14
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、21時以降は携帯電話を利用しない、フィルタリングをかけるなどのルールづくりを毎年4月に、保護者と本人が相談し行っています。それでも携帯電話やスマートフォンの所有率が年々増加する中で、様々なトラブルが増えています。そこで情報教育の一つとして、豊田警察署生活福祉課の方をお招きし、お話をしていただきました。「食事をするときも携帯を触ってしまう」「ネットをしている最中に誰かに邪魔されるとイライラする」などの10項目からインターネットへの依存度をチェックしました。その後、LINEの中でのトラブルから起こった仲間外れが大きないじめにつながったケースや、無料と書いてあったのでクリックしたら、多額のお金を請求され、支払ってしまった実例を幾つか紹介され、安易な使用がトラブルにつながる危険性についてお話を聞くことができました。
また、3年生では、文部科学省「中学校読み物資料」に掲載されている『言葉の向こうに』を題材に、全クラスで一斉道徳を行いました。ヨーロッパで活躍するサッカー選手への掲示板内での批判を擁護し続けた『自分』がいつしか標的にされてしまう、身近でも十分に起こりうる出来事を題材に授業を行いました。「ネットの世界では冷静な対応を心掛けないといけないと思います」「ぼくももっと小さなことだけれど、掲示板でトラブルになったことがあります。大事なことは1対1で会って話さないと駄目だと思いました」など、便利さと怖さが共存する情報ツールについての学びを深めることができました。