【田原市立田原中部小】組立体操
- 公開日
- 2017/03/16
- 更新日
- 2017/03/16
ちょっといい話
運動会における組立体操の安全性が疑問視される中ですが、ピラミッドや塔の高さを抑え、今年も本校5・6年生は組立体操を行いました。
今年は「きらめき」というテーマで、一つ一つの技を美しく見せることを目標に練習に取り組みました。始めの頃は暑さや痛みに耐えられず、「しっかりやってよ!」という相手を非難するような言葉が出ていました。しかし練習を重ねるにつれて、みんなで最高のものにしようという気持ちをもつようになってきました。体が痛くても一生懸命踏ん張り続ける土台の子や、土台の子の痛みを少しでも軽減できるように手足を乗せる位置を考える子が増えていきました。同時に「大丈夫?」「ごめんね。」「頑張って!」という優しい声掛けが多く聞こえてくるようになってきました。
本番では、ピラミッドをはじめ、今まで成功したことのなかった技が次々と決まりました。言葉を交わさなくても気持ちが通じ合い、仲間に対する本当の思いやりがあったからこそ成功したように感じます。子供たちの笑顔は、最高にきらめいていました。