モラルBOX日記

【豊橋市立磯辺小】学校・家庭・地域で育てる子どもの情報モラル

公開日
2016/08/03
更新日
2016/08/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 今年度授業で行った情報モラル教育の中から、2年生と6年生の実践を紹介します。

 2年生は、「ゲームの時間」「個人情報」について動画資料を視聴し、ゲームを夜中までやったり、電話で知らない人に個人情報を教えてしまったりした登場人物について、問題点や改善点を話合いました。子どもたちからは、「私の家はゲームの時間は30分なので、きちんと守りたい」「知らない人には、絶対に名前や電話番号などを教えないようにする」などの意見が出され、2年生なりに大切なことを学ぶことができました。

 6年生は、メールの返信をめぐるトラブルについての資料を読んで、話合いをしました。自分や親のスマホを使う機会も多い子どもたちにとって、メールのやり取りがトラブルにつながることもあると知ることができました。「決められたルールを守ってスマホを使う」「大切なことはメールではなく直接伝えた方がいい」という意見が出され、子どもたちが巻き込まれやすいトラブルについて学ぶよい機会になりました。
 
 更に本校では、毎年夏休みに校区健全育成会と連携し、「家族の安全・安心・メディアルール」についての標語を募集しています。子どもだけでなく家族も巻き込んでメディアルールについてじっくり考えてほしいという願いからです。昨年は、「ネットには 便利と危険が つまってる」「時間だよ ゲームはやめて お手つだい」などの標語が優秀作品として選ばれました。学校・家庭・地域が協力しながら、子どもたちの情報モラルを育てています。