【新城市立庭野小】トラブルから子どもを守るために
- 公開日
- 2016/08/12
- 更新日
- 2016/08/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
7月21日(木)、保護者と学校評議員の方、教職員が参加しての『学校懇談会』が行われました。
講師の方をお招きして、「トラブルから子どもを守るために、親が知っておきたいこと」と題した講習会を行いました。本校でも、携帯電話やスマートフォンを持っている児童が少しずつですが増えてきています。幸いなことにまだ大きなトラブルが発生した事例はありませんが、親として、教職員として、スマートフォンなどのインターネット接続機器のより安全な使い方を知り、子どもたちをトラブルから守る必要性が高まってきていると感じます。
講習会では、インターネット接続機器が多様化していることや、ネットデビューの低年齢化が進んでいること、コミュニケーションアプリとSNSとの相違点などについて学びました。また、幾つかのトラブル事例が再現ドラマで紹介され、「大人がきちんとネットの危険性を教える」ことが大切であるということも学びました。
最後に、保護者には子どものインターネット利用を管理する責任があること、家族できちんとルールを設けることがトラブル防止に効果があること、フィルタリング機能を活用し、子どもたちが安心してスマートフォンを使える環境を整えることが大切であることを教えていただき、講演会が終了しました。保護者の方からは、「まず親がスマートフォンの使い方やインターネットのことをしっかり学ぶ必要があることが分かった」、「子どもの手本となるよう、まずは親がスマートフォンの使い方を見直そうと思った」などの感想が聞かれました。
小学生でも6割の児童がインターネットを利用する時代となりました。今後、ますます割合は高まっていくと思われます。教職員、保護者がインターネットの利便性と危険性を十分理解し、学校と家庭、地域とで協力しながら、インターネットの正しい使い方を子どもたちに指導していくことが大切だと、改めて意識させられる講習会となりました。